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日本と台湾と韓国だけにしか卒業式がないのはなぜ?世界の卒業式雑学事情

3月になると日本では卒業式のシーズンですね。

卒業式は学校生活の終わりを告げる大切な儀式で、多くの人にとって思い出深いものでしょう。

実は卒業式は日本だけでなく、台湾や韓国でも行われていることを知っていますか?またそれ以外の国ではどうなのでしょうか?

今回は、面白い雑学として、世界の卒業式事情について紹介します。

目次

卒業式の歴史は意外と古い?

まず卒業式の歴史について見てみましょう。

日本では、1872年(明治5年)に学制が施行されたことにより、各学年ごとに試験修了者に対して卒業証書を授与することが始まりました。

その後明治10年代には、現在のような独立した儀式として定着したと言われています。

実際に記録に残っているものとしては、1876年に陸軍戸山学校で行われた「生徒卒業式」や、1877年に東京大学で行われた第一回卒業式などがあります。

卒業式は日本と台湾と韓国だけ?

では卒業式は日本だけの習慣なのでしょうか?

実は卒業式は、日本と台湾と韓国でのみ見られる習慣だと言われています。

欧米では大学の学位授与の式典はありますが、それ以外の学校では卒業式は行われていません。

これは欧米の学校の課程終了が、公的試験(バカロレアやアビトゥーアなど)によって認定されるため、卒業という概念がないからです。

つまり卒業式は、日本と台湾と韓国だけで共通する文化と言えるでしょう。

実際の日本と台湾と韓国の卒業式はどんな感じ?

では日本と台湾と韓国の卒業式は、実際にどのように行われているのでしょうか?

日本では、卒業生が袴やスーツなどに身を包み、卒業証書を受け取り、卒業歌を歌いますね。

また台湾では、卒業生が制服に帽子やマントを着用し、卒業証書を受け取ります。卒業歌はありませんが、卒業生が先生や同級生に花束を贈ることがあります。

そして韓国では、卒業生が制服に花飾りをつけ、卒業証書を受け取ります。卒業歌はありませんが、卒業生が先生や同級生に手紙を書いたり、写真を撮ったりすることがあります。

卒業式はなぜ行われるようになったの?

卒業式はなぜ行われるのでしょうか?

卒業式は学校における教育課程を全て修了したことを認定し、そのお祝いをする式典です。

また卒業生が先生や同級生に感謝の気持ちを伝え、学校生活の節目をつける式典でもあります。

卒業式は、卒業生にとっては新しいステージへの旅立ちを意味し、残された在校生にとっては、目標としていた先輩の最後の姿を見る機会となります。

卒業式は学校というコミュニティの一員としての自覚や責任感を育むとともに、人間関係の大切さや感謝の気持ちを教えてくれる大切な儀式なのです。

卒業式により思い出深く参加してみる

今回は、面白い雑学として、卒業式があるのは日本と台湾と韓国だけという事実や、世界の卒業式事情について紹介しました。

卒業式は、日本と台湾と韓国で共通する文化であり、学校生活の終わりを祝うとともに、感謝の気持ちや新たな決意を表す大切な儀式です。

卒業式の意味や背景を知って、より思い出深いものにしましょう。

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