みなさんはふりかけが好きですか? ふりかけはご飯にかけるだけでおいしくなる、日本の食文化のひとつですよね。
中でも、丸美屋の「のりたま」は、海苔とたまごのシンプルな組み合わせが人気のロングセラー商品です。
今年で発売60周年を迎えました。(2024年1月現在)
しかし、そんなのりたまには、意外な原材料が使われていることをご存知でしょうか?
それはなんと、「こしあん」です。はい、あの甘いあんこです。パッケージの裏面には、原材料名の中に「こしあん」と書かれています。
なぜ、ふりかけにあんこが入っているのでしょうか?その理由を探るために、丸美屋に話を聞いてみました。
こしあんは甘くない?ふりかけに使われる理由
丸美屋の広報担当者によると、のりたまに使われているこしあんは、和菓子などによく使われているあんことは違うそうです。
豆を粉末状にしたもので、甘さなどはありません³。
では、なぜふりかけにこしあんが使われているのでしょうか?
その役割については、残念ながら企業秘密とのことでした。
ただ、のりたまは6種類の具材からできていると教えてくれました。
それは、たまごそぼろ、たまご顆粒、ホロっとたまご顆粒、焼き海苔、胡麻、抹茶塩です。
たまごは3種類もあるんですね。こしあんは、そのいずれかの中に使われているということです。
8時間かけてのりたまを仕分けた人が話題に
実は、のりたまにこしあんが入っていることは、ネット上で何度も話題になっています。
中には、のりたまを仕分けて具材を分けてみた人もいました。
それが、Twitterユーザーのムーさん@s15さん (@silvia___15)です。
2021年12月29日から30日にかけて、なんと「8時間10分」もかけてのりたまを仕分けたというのです。
仕分け後の画像では、具材がきれいに6つに分類されています。
ムーさん@s15さんによると、のりたまを食べているときに焼き胡麻が入っていることに気づき、「のりたまは何種類の具材でできているんだ?」と疑問に思ったのがきっかけだそうです。
仕分け作業は地味で大変だったといいますが、終わったときは達成感と感動があったと語っています²。
ムーさん@s15さんの投稿は、Twitterで大きな反響を呼びました。
13万以上のいいねがつき、外国の人からも興味を持たれました。丸美屋の担当者も、この仕分けを知っていて、「のりたまに興味を持っていただきありがとうございます」と感謝の言葉を述べていました。
ふりかけの秘密に挑戦してみよう
いかがでしたか?
ふりかけの代名詞ともいえるのりたまには、意外な原材料が使われていることがわかりました。
こしあんの役割は企業秘密ですが、それだけに興味がそそられますね。
ふりかけには、他にも色々な種類があります。
みなさんも、自分の好きなふりかけの秘密に挑戦してみてはいかがでしょうか?
コメント